かっかっ界面活性剤♪
アニオン カチオン 陰と陽♪
かっかっ界面活性剤♪
アニオン カチオン 陰と陽♪♪
かっかっ界面活性剤♪
イオン化しないノニオン♪
かっかっ界面活性剤♪♪
コスメによく含まれている
種類は全部で4タイプ♪
水と油くっつける成分♪
「ここちゃんと踊る界面活性剤の歌」です。笑
ご存知ですか?
日本化粧品検定協会公式ソングで、
暗記事項が多い界面活性剤について、見事にラップでまとめられています!
小西さやかさんがスーパー可愛くて、何回も観ては癒されています( ´艸`)
なぜ突然、界面活性剤の歌なのかというと
先日、1歳の甥とお買い物に行ったときに
甥っ子ちゃんをあやすために出てきた歌が、これだったんです笑
理系一家に相応しく、理系に育ってくれるでしょう(笑)
界面活性剤の歌であやしながら、
よくできてる歌だなぁーと思いました!
ここちゃんが言ってくれている通り、
これで界面活性剤のことはばっちりここです。
敢えて付け足すとすれば、”刺激性”についてでしょうか。
簡単に整理すると以下のようになります。
陰イオン(アニオン)型 刺激性 比較的弱い
陽イオン(カチオン)型 刺激性 やや強い
両性イオン(アンホ)型 刺激性 弱い
非イオン(ノニオン)型 刺激性 とても弱い(ほとんどない)
もちろん、成分そのものによって異なりますので、上記はあくまでも”傾向”ですが、
注意して頂きたいのは”陽イオン界面活性剤”です。
陽イオン界面活性剤は
帯電防止 殺菌 柔軟♪
というように、
トリートメントや制汗剤、柔軟剤などに使われます。
陰イオン界面活性剤であるシャンプーで洗った髪表面や、
洗濯したお洋服はマイナスに帯電するため、きしみやごわつきの元になります。
そこでプラスの陽イオン界面活性剤で電気的に中和してあげると、
手触りが向上します。
これは、プラスとマイナスが引き合う性質を利用しています。
殺菌のメカニズムも同様で、
細胞膜はリン脂質というひょろ長い分子が密に並んでいますが、
外側はマイナスに帯電しているため、陽イオン界面活性剤が吸着することにより
その構造を破壊すると言われています。
陽イオン界面活性剤の制汗剤をお肌に塗布すると、
選択的に菌のみに働く訳ではなく、お肌の細胞膜にも吸着することになります。
そのため、陽イオン界面活性剤は肌刺激がやや強めになる訳です。
”トリートメント=ケアするもの”というイメージが強いため、
陽イオン界面活性剤について問題視されることは少ないですが、
(逆を言えば、問題視しなくていいほど健常な肌には刺激性が気にならない)
中にはすすぎの足りない髪が接触することにより顔周りの肌荒れの原因になったり、
衣類の接触による皮膚炎の原因になったりします。
後日書こうかと思いますが、私も幼少期はアレルギー性皮膚炎だったので柔軟剤は使用していませんでした(^^;)
今は香りがするとHAPPYになれるので、量を抑えて使用しています♪
陽イオン界面活性剤に限らず、
自分の状態に合わせて使用方法を加減すれば、使用できる製品はとっても増えます!
リスクがあるから全く使用しないのは、『ハザード管理』と言って欧州に強い傾向があります。
ハザード管理は安全であるように見えますが、生活の快便さと引き換えであり、
新しいニーズが生まれにくく、技術の発展を妨げる要因ともなり得ます。
リスクを理解しながら、使用方法を制限して使用することを『リスク管理』といいます。
「これくらいなら使用しても問題ない」と判断して、使用します。
生活も豊かになり、また問題点が浮き彫りになりやすいので、トライ&エラーで技術の発展に繋がります。
大切なのは、”そのものの性質を知ること”
陽イオン界面活性剤について、ネガティブイメージがついた方もいるかもしれませんが、
リスクを管理して、適切な範囲で使ってあげてくださいね♪
もちろん、過度の使用には注意ですよ!
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わたしは髪の毛のぱさつきと広がりが気になっていて、今ルメントというシャンプーを買おうか悩んでいます。
ヤラセの口コミなのか、本当なのか、すごく悩んでいるのですが…
洗うだけで、髪の毛がしっとりまっすぐサラサラになるシャンプーってあるのでしょうか?
えりさん、コメントありがとうございます^^
口コミの信頼性はなかなか判断しづらいですよね(^^;)
結論から申し上げますと、元の髪質と異質なストレートさを出すことは、シャンプーでもトリートメントでもできません。
自毛がストレートであれば話は別ですが、
くせ毛やうねり毛というのは、髪を構成している2種類のタンパク質の組成(パラコルテックスとオルトコルテックス)によって決まるので、
髪の形状を変えるためにはコテのような熱処理か、パーマのような化学処理が必要なのです。
”まっすぐサラサラ”については難しいですが、
過剰な口コミは目を瞑るとして(笑)仰って頂いたシャンプーは悪くないと思います^^
主剤界面活性剤が
・ココイルグルタミン酸Na(アミノ酸系)
・ラウリルベタイン(両性イオン系)
・ココイルメチルタウリンNa(タウリン系)
となっていて、それぞれについて簡単に書きますと、
・アミノ酸系:気泡性弱いが低刺激。洗浄力弱めなので、洗い過ぎを防げるが、被膜力強いトリートメントを使っていると洗浄力が不足する可能性があります。
・両性イオン系:適度な洗浄力で、低刺激性。
・タウリン系:洗浄力弱め、低刺激性。ボリュームはダウン。
いずれも低刺激で、脱脂力も強すぎないのがgoodです。
ただ洗浄力が抑えめなので、シリコーン系トリートメントは髪に残留する可能性があるので併用はオススメしません。
シャンプーは界面活性剤がキモなので、炭酸とかシリコンフリーとかレアオイルなど無視しても、
良質な界面活性剤のものを選んでいただくと、お悩みを解消しやすいですよ♪