入浴のススメ。

入浴と美容健康には関係性があることは、感覚的にご存知の方が多いのではないでしょうか?

実は私、入浴アドバイザーという資格も持っておりまして(笑)

ちゃっかり認定番号0001番を頂きました🎵笑

もともと温泉旅行が大好きで、
川のせせらぎや鳥のさえずりを聴きながら露天風呂へ入浴したり、
美味しいお食事を会話と共に楽しんだり、
近くの沢でハイキングをしたりなど、
イメージは岐阜・長野・和歌山になってしまっていますが笑、
以前はレンタカーで温泉宿へ遊びに行っていたものです。

温泉を長く楽しむためには日頃の入浴慣れが必須!ということもありますが(笑)
毎日入浴をしていると疲れもとれるし、よく眠れるし、
身体も心も調子がいいことが多いので、「入浴のまとめ」については
以前からとっても興味があったのです。

という訳で、今日は入浴に関する効能について、

物理的効能化学的効能精神的効能

の3点にまとめて考察してみます。
入浴検定の内容も補足しながら、解説していきますね。

<物理的効能>

お風呂に限らず、水中に入ると身体は水圧を受けます
水圧とは文字どおり水中で受ける圧力です。
対して私たちは陸上でいつも大気圧という、空気による圧力を受けています
「標高の高い山に登るとポテトチップスがパンパンに膨らむのは空気が薄いからだ」みたいなこと言いますよね。

水圧は空気圧よりも大きいので、お風呂に入ると入水部分が圧迫されて、解放されている首上のある上半身に向かって、血流の流れが増す訳です。
また、お風呂から出るとこれまで受けていた水圧から急に大気圧へ低下するため、
体表面の細い血管の血流が促進される、というメカニズムです。

これを入浴検定では「静水圧作用」と呼んでいます。


<化学的効能>
お風呂に入ると、身体は温まります。
ところで、体温が下がると基礎代謝も低下すると言われていますが、なぜでしょう?
理由は、 身体の代謝活動を司る体内酵素の働きが低下するところが大きいと考えられます。

代謝活動とは、つまり体内で起こっている化学反応のこと
ところが、この化学反応を進めるためには ”絶対必要な熱量(エネルギー)” というものが存在します。
活性化エネルギーといって、そのエネルギーを得た途端に反応がどーん!と進む訳です。
酵素その反応を手助けする触媒の役割を果たしています。
この体内で起こる化学反応をスムーズに進めてあげることが、代謝UPのコツなんですね。

また体温が1℃下がると、免疫力が30%も下がると言われており、入浴の他、食生活等を含めて体温を維持する活動が大切です。

ちょっと検定の内容と逸脱しているのですが、似たような作用として<温熱作用>と呼んでいます。

 

<精神的効能>
こちらは有名な話ですが、私たちの身体は「自律神経」と言われる、意識的にコントロールできない神経が
ON,OFFを繰り返すことによって生活リズムを作っています

リラックス → 闘い → リラックス → 闘い…のように。
眠い!とか、やる気が出た!とか、この自律神経による影響が大きいのです。

自律神経は”コントロールできない”と言いましたが、意識的にはできないものの、間接的にコントロールが可能です。
その方法の一つが、”お風呂の温度”。

その他、呼吸法などによっても間接的なコントロールが可能ですが、次回以降のお話にしましょう。

お風呂では42℃を境に、
高い温度では交感神経優位(戦闘モード)に。
低い温度では副交感神経優位(リラックスモード)に傾きます。

朝起きた時は熱いお湯でしゃきっと!
夜、寝る前はぬるめのお湯でリラックスモードにしておくと、快適な眠りを得ることができます。

また、お風呂では浮力が生じるため筋肉の余計な緊張が和らぎ、
それによりリラックスモードへ導くこともできます

この項は入浴検定で提唱するお風呂の七大作用のうち、
浮力作用が一番近しいかもしれません。

お風呂の効能はこれらの他にもまだまだあります♪

「お風呂は入った方が良さそう」とは誰しも思うかもしれませんが、
特に一人暮らしだと、お湯代がかかったり洗うのや溜めることが面倒で、
後回しにしてしまいがちです。

ただ、もしあなたが
マッサージをしに整体へ通っていたり、
ダイエットのためにエステを考えていたり、
疲れが取れずに悩んでいたりして、
日常で入浴をしていないのであれば

騙されたと思って、入浴習慣を取り入れてみてください^^
びっくりするくらい、身体の変化を感じることができるはずですよ♪


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