アンチエイジングは本当にできるのか?①

夏のダメージが気になる残暑・・・

くすみが気になったり、
小ジワが気になったり、
お肌がごわついたりして、
「一気に顔が老けた(´□`。)

なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?

さてさて、そもそも「老けた」とはなんでしょうか?

今日から若々しいお顔づくりについて
・アンチエイジングとエイジングケア
・効果最大のエイジングケアとは?
・アンチエイジングって可能なの?
以上の3つの連載を通して、お伝えしようと思います。

本日のお題は、
【アンチエイジングとエイジングケア】

どちらも言葉は似ていますが、具体的にはどのように違うのでしょうか?

まず、”エイジング”とは?
英語で age とは、年齢寿命といった意味があります。
それを動詞的に aging と捉えると、“年を取っていく”=”加齢”、 “老化”といった意味合いになります。

老化というと、機能が衰えるイメージがありますよね。
肌に特化して言うと、ターンオーバーの遅れとか、シワシミたるみなど・・・

すばり、お顔にコントラストを生み出す要因が増えることを指すと言えます。

ではでは、”アンチエイジング”とは。
直訳すると、 ”抗老化” 老化に抗う。逆らう。

お肌において、老化に抗うとは
ターンオーバー周期を健常にし、シワ・たるみを改善、シミをなくす。
といった意味合いになりそうです。

ところが、
化粧品の効能として”アンチエイジング”は訴求できません

化粧品の定義は、
「人体に対する作用が緩和なもので、人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つためのもの」

シミ・シワ・たるみといった、真皮および筋肉に起因するトラブルの改善
「人体に対する作用が緩和」ではないのです。

なので、化粧品の広告表現では”エイジングケア”という言葉を使います。
「年齢に応じたケア」という意味合いで、おおよそ「加齢が気になった方が行うケア」と言えます。

ところで、先に述べたように化粧品の訴求できる効果は限られているので、
エイジングケアというと、抗酸化物質によって活性酸素を抑制するとか、
加齢により分泌量低下した皮脂を油分で補うことによって水分の蒸散を防ぐなどの役割になります。

どちらも、予防の意味合い
”アンチエイジング=老化に逆らう”とは異なることの認識が大切です。

化粧品成分の中には筋肉の緊張を緩めたり、細胞の分裂を促すようなものもありますが、
(※最近では、POLAや資生堂から真皮レベルのシワ改善効果を謳う薬用化粧品も登場しましたね!)
薬用化粧品レベルで抗シワ効果について謳うことができる製品は2017年8月現在でたった2商品です。

或いは化粧品にアンチエイジング効果を求めるとすると、
深いシワが気になる眉間や額には筋肉をほぐす美容液を、
たるみが気になる頬にはひきしめ効果のある美容液を、と
悩みの原因に合わせて美容液を部分使いするという
高度なテクニックが必要になるかもしれません笑

ではシミ・シワ・タルミの改善は諦めざるを得ないのか?

そんなことはありません!
お悩みの原因をちゃんと知れば、対策はあります。

これらについて、3本立ての中でご紹介していきたいと思います^^

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