湿気の夏も乗り越え、鈴虫が鳴く秋口。
秋の陽気は、一番好きな季節かもしれません。
先日、お手もとを秋色にして参りました♪
ネイルは手先の仕草を上品にしてくれるので、
シンプルデザインでも続けていこうと思っています^^
ところで、”ネイルは爪を傷める”とお考えの方はいらっしゃいませんか?
実は、ネイルポリッシュやジェルなど自体が爪を傷めることはありません。
爪の主成分は髪や皮膚と同じケラチンというとても丈夫なタンパク質。
体感されている通り、爪は毎日0.1mm程ずつ伸びており、成人の方ですと平均で12~16%の水分を含みます。
また皮脂腺がありませんから、油分はごく僅か。
皮脂によって乾燥から守られているお肌と違って、爪は保湿機能がありません。
ただでさえ、手洗い・洗髪・家事などによって酷使されている指先・・・
ポリッシュやソフトジェルなどによるケアは、爪の保護としては有効なものです。
爪にダメージを感じるのは、オフ時の問題。
爪は硬質な層が三層重なった構造をしていますが、薄い層の間に僅かな脂質と水分を含んでいます。
爪を削りすぎてしまうと、爪の強度が失われる上に水分の保持力も低下してしまいます。
またアセトンなどの有機溶剤でオフする場合も注意が必要です。
アセトンは水にも油にも解けやすい両親媒性があるため、
お肌の水分も油分も奪いやすいことから指先が乾燥する懸念があります。
だからといって、アセトンフリー除光材主成分の酢酸エチルや酢酸ブチルも油分の溶解性が十分にありますので、
ポリッシュ以外への接触は避けたいもの。
そもそもポリッシュもジェルネイルも、種類は違えど樹脂と呼ばれる成分が乗っかっているので、
有機物の溶解度が高い溶剤ではないと落とすことができないのです。
その溶剤がポリッシュやジェルのみを狙って、お肌の油は残しておいてくれればいいのですが(^^;)
そうはいかず、”溶かす役割”をしっかり果たしてしまいます。
ただ、個人的にはアセトンの爪への影響は少ないのではないのかなぁ?という印象です。
ネイルが乗っている間は有機溶剤は爪に触れない訳ですし…ケラチン自体はアセトンにどろどろ解けないので(^^;
指先に触れることで乾燥を感じる方の方が多いのではないかと思います。
ですので、ネイルをオフする際は、
・コットンなどに除光液を浸して爪の上にのっける。
・素早く落とす
・どうしても指先への接触は免れないので、すぐにケアする
これさえ徹底できれば、素ネイルで乾燥状態にいるよりも、爪を美しく保つことができるはずです^^
とはいえ、ジェルの場合、オフ時のテクニックはネイリストさんの腕にかかっていますよね(笑)
そういう場合は、完全にオフせずに薄く層を残して、その上にジェルを再塗布するという『フィルイン』という技術があるそうです。
『リフィル』ともいうんだそう。
正直、爪の技術に関しては私はど素人ですのでこれ以上は言えませんが(^^;)
爪先が美しいと、所作が美しくなる。
所作が美しいと、心が美しくなる。
心が美しいと、笑顔が美しくなる。
是非、爪先のおしゃれを楽しんでみてくださいね^^
ワンカラーでも、気分が全然変わりますよ♪