コスメコンシェルジュインストラクター〇〇としてご表彰頂きました^0^

”化粧品の正しい知識で全ての女性を幸せにする”

本日は、第2回コスメコンシェルジュインストラクター研修会に参加して参りました!


上記は、日本化粧品検定協会のミッションとして掲げられているものです。

先日の小西さん大好きブログでも書きましたが(笑)、
「科学的根拠に基づいた正しい美容知識を広める活動をしたい」と模索した時に出会ったのが、日本化粧品検定協会。

化粧品検定1級取得から始まり、コスメコンシェルジュとなり、
2017年9月に、”日本化粧品検定の合格を目指す方々へ指導できる能力を認定する唯一の資格”であるコスメコンシェルジュインストラクターを取得しました。

コスメコンシェルジュインストラクターが発信する情報は、「日本化粧品検定が正しいとしていること」となり、
資格取得者は絶えずに情報のアップデートをし、知識を正しく認識する必要があります。

そのため、このコスメコンシェルジュインストラクター研修会は年に一回開催されており、
4時間ほど缶詰になって講義を受ける訳なのです✨

今日は、1級範囲を中心に教え方や知識の深堀をみっちりしてきました☆

講習会後に懇親会があったのですが、、、
なんとわたくし、
コスメコンシェルジュインストラクター 埼玉県第1号として、表彰して頂きました!!!^0^


インストラクター試験でご担当頂いた、コスメライセンススクール愛知校の関教官です!^^♡

東京生まれの宮城県育ちで、エセ名古屋弁かつ殆ど群馬みたいな埼玉に住んでいる私が受賞していいのかわかりませんが💦笑
当日まで表彰されることを知らなったので、とってもびっくりしました!!!

何をした訳でもないですが、表彰ってなんとも嬉しいものですね(;_;)

表彰の写真をささっと撮ってくださったのは、
いつも仲良くしてくださる美穂さんです♡笑

関西支部の周藤さんも❤

研修会の中ではグループディスカッションの時間もあり、
それぞれ講習で工夫している点や苦手な点を話し合って共有もしました。
私のグループのリーダーはコスメライセンススクール本部・本校の鈴木静江さん❤ 
皆さんとっても知識欲が高く、さすがインストラクターさんでした✨

そして鉄板の白野さん♡笑

今日は中田先生、藤岡先生、白野先生のお三方にご講義頂きましたが、
さすがというのも失礼ですが、わかりやすくて楽しくて、
教科書からは読み取れない背景の話や、わかりやすく伝えるコツなど、盛りだくさんでご講義頂きました!

 

懇親会では藤岡先生にがっつり構って頂き、
紫外線吸収剤について、紫外線散乱剤について、技術者目線で貴重なお話を頂きました✨

紫外線吸収剤についての誤解は多く、”ノンケミカル””紫外線吸収剤フリー”を謳う製品は多いです。

実際、肌への影響はどうなのでしょうか?

紫外線吸収剤が嫌われる理由は2点あると思います。

一つは、乾燥するという誤解
紫外線吸収剤の紫外線防御機構は、紫外線のエネルギーを化学的に熱エネルギーへ変換するというメカニズムです。

以下飛ばしてください💦


高校の化学の授業で習うのですが、二重結合を持つ化合物は、シス体とトランス体という形態が存在し、
トランス体の方が、シス体よりも安定です。
通常はトランス体である紫外線吸収剤は、紫外線を受けるとエネルギー状態の高いシス体へ異性化しますが、
時間が経つと安定な元のトランス体へ戻ろうとし、その際にエネルギーを熱として放出するのです。

シス→トランスへの変化は時間がかかりますが、吸収剤そのものがUVで壊れることはなく、
ほぼ100%元の構造へ戻るのだそうです。

実際、励起した分子が元に戻るのか?ずっと疑問だったため、とってもすっきりしました!^0^


”化学変化””熱エネルギー”というワードから肌の水分を奪ってしまうと連想されるようですが、

肌の水分を奪ってしまうほど大きな熱エネルギーは出ません!

でなければ、お肌があっちっちになってしまって、安全性が何よりも優先される化粧品として成立しないのです(^^;)

 

もう一つの理由は、アレルギー性の懸念です。
紫外線吸収剤は中には肌に合わない方もいて、赤くなってしまう方がいることは事実です。

ですが、誤解の素となっているのはアレルギー皮膚炎と接触性皮膚炎が混同されてしまっていることです。

接触性皮膚炎は、誰の肌につけても荒れてしまいますが、
アレルギー性皮膚炎は、アレルギーを持っている人しか荒れません。

花粉症の人しか花粉で目が痒くならないように、
そばアレルギーの方しかそばで発疹しないように、
その成分にアレルギーを持っている人が、赤みが出てしまうのです。

ですから、その成分が平気な方は、安心してお化粧品を楽しむことができるのです。

化粧品が悪いのではなく、個体差ですね(^^)

日焼け止めの効果をがっつり出そうと思うと、紫外線吸収剤を多く入れる他に付着性を高めるために、強い洗浄力でなくては落ちない製品もありますが、
それは、紫外線吸収剤の問題ではなく、基材の落ちにくさの問題ですよね。

もし日焼け止めで肌が乾燥した、荒れてしまったと感じたら、
紅斑でなければ基材を変えてみるのが正解です。

 

また、紫外線散乱剤でも酸化亜鉛に対するアレルギー性を懸念される方がいますが、
こちらも使える人は使えるし、使えない人は使えないだけで、使える人が圧倒的に多いです。

そして、化粧品で起こってしまう肌荒れは、すぐに使用を辞めれば大事には至りません。

私も濃度が高い水溶性ビタミンC誘導体の化粧品では紅斑が出てしまうことがありますから、
肌が荒れてしまった時のショックというか、もの悲しさはわかるつもりです。

ですが、噂に振り回されて使用できる化粧品の幅を減らすのではなく、
ご自身が使えるかどうか、試されてみることが大切です。
もし怖ければ、お顔ではなく、サンプルを腕に乗せてみるといいですよ♪

もちろん、合わないこともありますので、その時には使用を避けましょう。

 

長年、化粧品の技術者としてたくさんのデータを見てきた先生の仰っていたことですので、
本記事を通して、少しでも誤解が解けると嬉しいです♪

今日の研修会学んだことが、少しでも皆様のお役に立ちますように☆彡

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