こんにちは!^^
突然ですが、珈琲はお好きですか?☕️
コスメはお好きですか?
先日、「今さら聞けない…化粧品と珈琲の深〜い話」というセミナーに参加して参りました♪
実は、こちらのセミナーに参加するのは2回目なのですが、
前回お伝えできなかった内容があるので、ご紹介できればと思います!
会場は、東急世田谷線は若林駅近くにある、
かなざわ珈琲世田谷店
「珈琲がとにかく美味しい」と名高いお洒落なカフェ。
三軒茶屋近郊の静かな住宅街に、ひっそりとあります。
お店の飾りがとにかく可愛くて、癒されますよー^^
思わず、長居してしまいます!
セミナーはお酒を飲みながらの参加だったので、
皆さんリラックスしていて、とーっても盛り上がりました♪
早速ですが、上の写真のビール、何か不思議ではありませんか?
ビールは非常にメジャーな”ハイネケン”ですが、
何やら色が濃い…???
実はこれ、珈琲のビール割りなんです!
もちろん、珈琲はかなざわ珈琲さんオリジナルの、割っても美味しい濃縮珈琲^^♪
これまでも何回か頂いたことがありましたが、
いつもは ビール + 珈琲 の順で入れるところを、
今回は 珈琲 + ビール の順で入れてみたのです!
そしたら…
泡も茶色い^0^!
黒ビールみたいなお色ですよね♪
こんなサプライズもあって、
まずは、オーナー金澤さん直々の珈琲セミナーからスタートです^^
珈琲の淹れ方については、是非前回参加時の記事をご一読くださいね♪
★化粧品と珈琲の深〜い関係??
金澤さんの優しーいお声と香り高い珈琲にとっても癒されました…^^
ちなみにこちら、左から
珈琲の実、焙煎前コーヒー豆、焙煎後コーヒー豆
この可愛らしい珈琲の実から、あの香ばしい珈琲まで辿り着くなんて!
昔の人は天才ですね^0^
挽きたての新鮮な珈琲は、二酸化炭素を出しながらお湯が染み込んでいくので、
こんっっっっっっなにモコモコになります!
セミナーでは
一番初めに抽出される”一番煎じ”的な珈琲と
二番煎じ、三番煎じと分けていたのですが、
私は起き抜けにすっきりと香り高い一番煎じ、
仕事中にはきりっと渋みの効いた二番煎じを飲みたいなぁと思いました^^
”珈琲”と一口に言っても、抽出される成分は時系列で変わるので、
どんな気分のときに、どのタイミングの珈琲を飲むか?
なんて使い分けられたらオシャレですね^^♪
一番煎じで折角取り除いたタンニンを、赤ワインで摂取していたのは別の話…♪笑
珈琲セミナーのお次は白野実さんによる化粧品セミナー❗️
前回の記事では、配合量1%以下の成分違いが、いかに化粧品へ影響するか?を
ご紹介致しました。(大変ご好評頂いた記事です^0^!)
今回も、◯◯が同じなのに、全然違う!シリーズをご紹介します^0^
↑※いま名付けました笑
第二弾は、「配合量が同じなのに、全然違う!」お話です^^
何はともあれ、化粧水を作ってみましょう!
まず、容器の中に、少量の界面活性剤と、一滴の香料を入れます。
面活性剤はこーんな少量しか入っていません。
香料は油性成分なので、水と混ぜる時には微量の界面活性剤が必要なんですね!
ここに、保湿成分として代表的なBGを注ぎ込みます!
何やら濁りましたね(゜_゜)
界面活性剤が香料をうまく取り込んでいることがわかります。
下図のようになっているから、濁るんですね^^
ここに、水+グリセリンをじゃじゃっと注ぎ込みます!
もやもやーっとしてますね。
シャカシャカっと混ぜると、化粧水の出来上がり!
少量の香料で、とーっても香り豊かな化粧水が出来上がりました♪
市販品だと、ここに品質を保持するための防腐剤や、肌馴染みを滑らかにするための油性成分などが添加されていますね^^
でも本当に、超微量!
化粧品は安全性が最優先なので、効果を発揮する必要最低限量しか入れないものなのです。
お次は、香料を最後に入れてみましょう。
少量の界面活性剤にBGを注ぐと…
今度はあまり濁りません(゜_゜)
界面活性剤はミセルを形成していますが、BGは親水性なので、ミセルの外側に居ます。
←ミセル
これを、お水+BGに足します!
もやもやーってしませんが(゜_゜)
混ぜれば均一になって、無香料無添加の化粧水の出来上がりです^0^
とはいっても、化粧品において、香りってとーっても大事!
嗅ぐだけで気持ちいいし、贅沢な気持ちになれますよね^^
ここで、香料を一滴!
あれあれ?
香料が混ざらず・・・分離してしまいました(;;)
※お写真がありません汗
今、何が起こっているかというと…
界面活性剤が水中で先にミセルを作ってしまっているので、香料を取り込むことができず、分離してしまっているのです。
化粧品は、成分だけでなく配合順序もとっても重要!
処方設計者は、配合の順序や混ぜ方などを変えて最低限の添加剤量になるよう工夫しているために、
安全な化粧品が出来上がる訳ですね^^
また、入れる順番違いで香料さえ取り込んでくれない界面活性剤が、お肌を荒らす力がある訳がないので、
スキンケア化粧品に入っている界面活性剤による肌荒れは心配しないでくださいね❤️
そんなことがあったら、食器洗いの界面活性剤を触るだけでどろどろになっちゃいますし((゚m゚;)
下手したらエタノールでさえもふやけてしまうので、お酒なんて飲んだら、喉が、内臓が・・・・((((((ノ゚⊿゚)ノ笑
「合成界面活性剤は悪者』の風潮は、本当に考えものです>_<
★「合成◯◯」の見方が変わる!かおり的持論
今回、盛りだくさんの内容でレポートしましたが、これでもイベントの本当に一部だけです^^
化粧品と珈琲の奥深さ、また一つ味わうことができた1日でした✨
金澤さん、白野さん、美智代さん(お写真撮り忘れた(;;))
素敵なセミナーを企画くださり、ありがとうございました❤️