一生懸命お手入れをしているつもりなのに、何故かたるんでしまうフェイスライン。
フェイスラインを整える一つの方法として、今日は美容医療による『小顔Vフェイス』を紹介しようと思います。
Index
1.仙台美容外科に行ってきました!
私は東京生まれ仙台育ち。青春時代は仙台で過ごして参りました^ω^
実家も仙台にあるので、可愛い甥っ子への会いたさもあり、よく帰ってきます。
『杜の都』という愛称で親しまれる仙台は、その名の通り街中の大通りに大きなけやき並木があり、とても綺麗な町並みが広がっています。
定禅寺通り
仙台美容外科は、仙台駅からほど近い青葉通にあります。
青葉通
最寄りのJRあおば通駅「出入り口2」は地下鉄&JR仙台駅から仙台駅東西地下自由通路で繋がっており、
雨が降っても濡れずに歩いて行ける便利な立地です。
東京リバブルの看板方面へ歩き、
一つ目の角にあるSMBC日興證券が入った仙台日興ビルの8Fへ✨
入口は左折したところにあります。
或いは、クリスロードを歩いてdocomoと上島珈琲間を左折しても行けます!
青葉通を横断歩道で越える必要はありますが、
仙台の街を楽しむならこのルートです♪
エレベーターで8Fまで上るとすぐ、院の入り口です。
余談ですが、この日は定禅寺ストリートフェスティバルという、年に一度仙台で行われるジャズフェスがありました。
仙台七夕祭りと並んで、仙台を賑わす大きなお祭りの一つです!
なんと、企画・運営まで市民がボランティアで行い、出演者も有志。お客さんのカンパで成り立っている、仙台の自立的なお祭りなのですよ♪
2.診察まで
まず、受付の方に待合室にご案内頂きました。とても親切・丁寧でいらっしゃいます^^
集団待合室などは無く、全て個室になっているようなのでとてもリラックス出来ます。
最初に問診票を書きます。
ボタンを押すとすぐにご対応下さるので、待ち時間も少なかったです。
その後、カウンセラーさんからのヒアリングと、治療の効果やリスクなどについて詳細にご説明。
「術後、数日間すごーい痛いです!」の言葉に正直びびりました(^^;)笑
数日間柔らかい物しか食べられないとか、痛くて寝返りが打てないとか😂
実際そんなことはなかったですが、痛みに弱い方やリフト量が多い方は辛いのでしょうね(;;)
再び待合室に戻った後、いよいよ診察です✨
3.診察
診察室で、仙台美容外科 院長の熊野 充剛先生とご対面。
とっっっっても柔らかくて、親切で丁寧な先生でした^^
実際、どのように治療をするのか、リスクやその後についても、詳細にご説明頂きました。
3-1.『小顔Vフェイス』とは?
『小顔Vフェイス』とは、溶ける糸によってリフトアップさせる治療です。
実際に使った糸(見本)はこちら。
ポリカプロラクトンという生分解性プラスチックで出来た糸です。
伸縮性はないものの柔軟性があり、約3年で体内で分解される点が特徴です。
この毛羽立ちが皮膚や筋肉を引き上げた状態で固定されるため、手でそっと支えた程度のリフトアップ効果が期待できます。もう治療済みですが、書いてて寒くなってきました(^^;)
以前はポリ乳酸という素材の糸を使用していましたが、こちは少し硬めの素材のようです。
医院によってはポリ乳酸を使用しているところもあるので、確認してみてくださいね😉
私は一部位当たり(半顔)に4本の糸で引き上げました!こめかみに小さな針孔をあけて、挿入します。
※絵心のなさは自覚してます笑
引き上げ量や角度によって糸を入れる場所・本数が変わるようです。通常は両頬だと思うので、2部位計算です。
部位数によって価格が異なるようなので、仙台美容外科さんHPでチェックorカウンセリングでご相談してみてください😉
糸によるフェイスリフトは、物理的なリフトアップ効果だけでなく、時間をかけて糸の周りに生成されるコラーゲンネットワークによって、たるみ予防の効果も発揮するそうです。
糸が解けきるのは3年程。それより早くお顔は元の形へ近づいて行きますが、定期的に(1年おきくらい?)にリフトアップすることで、老化スピードの抑制が期待できるそうです。
3-2.手術時の麻酔について
手術時は、通常は局所麻酔で行います。
私はとっても痛そうだったので静脈麻酔を選択しました(^^;)
40,000円ほどするのでお高めですが、痛みに弱い方は選択される方も多いようです。
静脈麻酔は寝ている間に手術が終わっているので、痛み軽減のメリットは大きいです!
が、6時間前から絶飲食が必要であったり(2時間前からは水もだめ!)、大量に投与すれば呼吸抑制が生じたり、嘔吐、頭痛、意識障害などの合併症を引き起こすなどのリスクもあります。
もちろん、手術時には血圧計、心電図、酸素モニター、酸素チューブの装着などで万全の体制をとりますが、リスクはゼロでは無いことはしっかり確認してから、同意することになります。
お水が飲めないのはしんどい夏場は避けた方がよさそうですね(^^;)
3-3.治療後について
治療直後は少々腫れますが、メイクもすぐに可能な上、マスク無しでも外に出られます。
お仕事も翌日からすぐにできます!麻酔をするので当日は避けた方が無難です。
個人的には、大好きなお風呂を我慢しなければいけない点、趣味で日課である運動が出来なくなる点が悲しかったです(;_;)
まとめると、下記の通りです。
- メイク:当日から可能
- 食事:数日間は柔らかいものを。
- お酒:当日はNG。3日間程は控えめに。
- 入浴:3日間不可。シャワーは当日からOK
- 運動:1か月くらいは強度高いものはNG。ウォーキング程度に。
- 毛染め:1週間後以降(針穴が治るまで)
- マッサージ:1か月は控える
日常生活を送る分には殆ど支障が無いですが、近い日程でお食事会やイベントがある場合は元気が出ないかもしれません笑
少なくとも3日程は外出の予定を入れないことをオススメします。
また忘れがちなのが、歯医者さん….
私は月1で検診に行くのですが、1か月間は大きな口を開けられないので歯医者に行けません💦先月行けなかったのになぁ(;_;)
歯科検診前も避けた方が良さそうです👍
診察は不安が無くなるまで丁寧にご説明してくださいました。熊野先生はとても丁寧な先生です!
4.手術!
診察後は控え室に戻り、同意書を記入します。その後看護師さんに手術室へご案内頂きます。
最初に針穴をあける場所(こめかみ)やフェイスラインをペンでマーキング(もちろん消えます!)。
手術台に寝てから準備は15分程。手術は10分程度で終わるので、前後の時間を合わせて計30分程です。
点滴の準備や髪を結んだり(面白そうな髪型)、落ちないように腕を固定したり…
脈拍とったり足の指から血流測定したり、全部は覚えていませんが完全武装みたいで笑
かなり手術らしい手術でした!
綿でポンポンとお顔の消毒をしますが、クレンジングはしないのでアイメイクはしっかり残っています。ファンデも完全には落ちません。
準備が完了したら、眠くなるお薬を点滴に入れていきます(実は最初からお薬が入っていると思っていたので、効かなくて焦っていました笑)。
最初だけ軽い痛みを感じましたが、その後は起こしてもらうまで眠ってしまいました。
手術直後は少しの違和感があるくらいです。
すぐにお薬(抗生物質と鎮痛剤)の説明を受けましたが、麻酔の影響か覚えていません笑
少しぼーっとするもののてくてく歩いてメイク室へ。
5.Before / After
さて、小顔Vフェイスの結果は…?
なんと、私のフェイスラインの目立ちは咀嚼筋発達によるエラが支配的だったみたいで笑
あまーり引き上げ量は多くなかったみたいです。
嬉しかったのが、ほうれい線が目立たなくなったこと✨
最近、浮腫んだ日には特に気になっていたので、とても嬉しかったです^^
実はほうれい線ってシワではなくて、頬のタルミ量と口周りのタルミ量の違いにより起こる境界線。
シワのケアよりたるみケアの方が効果的なのです!
その後3日間たくさんの人に会いましたが、フェスラインについて指摘されることは無く、とてもナチュラルなプチ整形と言えそうです✨
治療を知っている母は「確かに、変わったかも!」と言われましたよ♪
6.その後の生活について
6-1.手術当日
仙台美容外科を後にし、やっとご飯!🍽♡
お蕎麦を頂きましたが、お口が開かない…
咀嚼も痛いことは痛いですが、一応間食できました👍
帰り道は再び定禅寺ストリートフェスティバルを楽しみました♪
食べる時以外はあまり痛みは気になりませんでした。
お夕飯はお刺身と煮物。痛み止めは飲んでいましたが、こちらもクリア!
就寝時は普通に寝られました(笑)カウンセラーさんはとっても痛いと仰っていたので安心しました✨
笑う時は控えめです笑
こめかみに開けた針孔は探してもどこだかわからないくらい目立たないです^^
シャンプーしたら違和感があったので、そーっと洗いました笑
6-2.翌日
朝食はフレンチトーストで少しパンを柔らかく…🍞こちらもクリア^^♪
衝撃があると少し痛むので、帰省時には欠かせないラジオ体操(父の日課)は断念しました。笑
ランチはロイヤルパークホテル仙台のガーデンレストラン「シェフズテラス」でカレーライス🍛🌟
ブロッコリーは少し闘いましたが、開かないお口を上品に開けてゆーっくり食べられました👍
お夕飯はハタハタとししゃもの焼き魚😻
食べるのにとーーーーってもお時間かかりますが、こちらもなんとか食べられました♪
一日中お顔に違和感はあったので、笑顔は相変わらず控えめ笑
この日で鎮痛剤は卒業です♪
6-3.2~3日後
2日後からは、大きなお口は空きませんが大体の食べ物に制限は要らなくなってきました♪
ランチは愛子のガーデンガーデン内にあるカフェ サジ (cafe saji) で♪
お店の方も気さくで親切で素敵だし、なによりこんなにヘルシーで美味しいお食事が950円!超絶オススメです♡
夜はお食事会だったのですが、コース料理を全部食べられましたよ✌
お酒も飲んでいたので気にせず笑っていました♪
3日目は若干お顔に違和感があるものの、痛みはなくお友達とお茶したり勉強会に参加したりしていました♪
お口は大きく開かないし、激しい運動もできませんが普通の生活に戻ってきたのは3日後くらいからです。
6-4.あくまでも個人の感覚!
という訳で、痛みが気になったのは当日と翌日くらいで、予告されたよりもはるかに痛みが少なかったことは事実です。
しかし、参考にして頂く方には必ず下記2点を考慮頂けきたいです!
・これまでの経験から、私は痛みに強いタイプ!(以前行った脂肪溶解注射でも殆ど痛くありませんでした)
・引き上げ量が少なかったためダメージも少ない。
或いは、熊野先生の腕が良かったためかもしれません👍
もっと前に同じ手術(異なる医院)をした友達は「とても痛かった」と言っていました。
痛みや回復力は人それぞれなので、後日の予定を十分考慮することをお勧めします!
7.美容医療をする前に
美容医療でどれだけ綺麗になっても、習慣が疎かでは折角の効果も一時的で水の泡になりかねません。
美容医療は痛みもリスクも伴います(程度は治療による)。「対処」ではなく「よりキレイに」の捉え方をしましょう。
フェイスラインに特化して、美容医療の前に行っていた私のフェイシャルケアについてご紹介します。
7-1.「むくみ」対策!
フェイスラインの変化要因の一つとして、「むくみ」が上げられます。
むくみとは、”血液中の水分が必要以上に血管の外にしみ出し、皮膚と皮下組織内に溜まる状態”(タケダ健康サイトより)
水分が停滞しにくい状態を作ることが大切です。
-
- ・マッサージ
私は毎日のお手入れでマッサージは欠かせません。
摩擦を避けるために、殆ど圧をかけない表層リンパ流しと、肌を摩擦せずに圧をかけながらゆっくり動かす顔筋マッサージをしています。
心臓のポンプ機能で流れる血液と異なり、リンパ管にはリンパ液を流すポンプ機能がありません。マッサージで流すか、ポンプ代わりとして働く筋肉を動かしてあげることが有効なのです。
顔筋トレーニングも有効ですが、鍛える箇所を間違えると逆効果になることも…咀嚼筋を鍛えすぎるとエラがはったりしてしまいます。しっかり筋肉の役割を意識して鍛えましょう✨ - ・毎日の入浴
水中では浮力を受けるため、筋肉が弛緩されます。また温浴効果や静水圧効果によって血行が良くなります。
リンパ液も流れやすい状態になるため、優しくマッサージすると効果的です。 - ・塩分を控え, カリウムを摂る
塩分を摂りすぎてしまうと、血管中の水分が増えて外にしみ出しやすくなり、むくみに繋がります。逆にカリウムは水分を排出する方向に働くため、むくみ対策に効果的な成分です。
塩分(NaCl)を構成するNa+は、K+(カリウム)とよく似た元素(塩化カリウムもしょっぱい!)。この二つのイオンのバランスで細胞の浸透圧を調整しているのです。
また、カリウムは腎臓でナトリウムの再吸収を抑制し、尿への排泄を促進し、血圧を下げるする効果もあるそうです。
カリウムはバナナやキヌア、じゃがいもやさつまいもなどの芋類に多く含まれます。※参照
また味の素さんが出している減塩シリーズは、カリウムがしょっぱさをカバーしているので、こちらもオススメですよ♪
味の素 やさしお
- ・マッサージ
今回トライした糸のリフトアップは停滞している水分を減らしてくれるものではないので、むくみの解消は生活習慣での改善を心がけましょう✨
7-2.健康的な減量
非常に単純ですが、太って脂肪細胞に脂肪滴が貯まると、脂肪細胞が肥大化してお顔が大きくなり、フェイスラインが曖昧になってしまいます。
「お顔だけ痩せる」などの部分痩せは困難なので、生活習慣を見直すなどして健康的な減量が必要。
或いは、脂肪溶解注射などで強制的に脂肪細胞を溶かすこともできますよ。
参考記事★【美容医療】品川美容外科にて顔痩せ注射体験レポート!(前編)
★【美容医療】品川美容外科にて顔痩せ注射体験レポート!(後編)
7-3.たるみ対策
たるみは筋肉が衰えて皮膚や脂肪を支えきれなくなり、肌全体が下りてきてしまう現象。
顔筋トレーニングや咀嚼などで表情筋をケアしましょう!
筋肉へのアプローチは化粧品では難しく、またトレーニングも継続性が必要のため、フェイスリフトや糸のリフトアップなどの美容医療が有効です。
実際、美容医療によるリフトアップに効果的なのは「たるみ」。
その他の要因を排除して、それでも解消されない悩みに美容医療は効果的な方法と言えるでしょう。
8.最後に
私は、化粧品による美容、エステティックによる美容、医療による美容、どれも肯定的に捉えています。
ただ、それらには得意領域があり、安易に比較できるものではありません。
例えば、化粧品は肌を健やかに保つためにとても効果的です。医療は継続的効果は期待できません。
逆に、化粧品は「穏やかな効果」に留まりますが、リスクはとても少なく安心して使うことが出来ます。医療は劇的な変化をすることも可能ですが、リスクもあります。
エイジングケアの化粧品科学は近年非常に発達しているため、これからの動向を見守りたいところではありますが、
化粧品は基本的には『予防』として使用するもの。筋肉や脂肪に改善が必要なタルミは医療の方が適当です。
超高価な化粧品だからケアできる訳ではありません。見極めないと、却って高くついてしまう可能性もあります。
とはいえ、医療も魔法ではないので、普段からずさんなお手入れ、乱れた生活習慣をしていればすぐに元通り。
お金と痛み、リスクをかけているのに、勿体ないですよね。
何が言いたいかというと、化粧品と美容医療の得意領域を認識して、使い分けたらいいということです。
その時、自分の悩みの要因をしっかり分析することが大切です。
私のように、実は咀嚼筋の方がフェイスラインの目立ちになっていたなんて悲しいです笑。
※今回は「小顔Vフェイスをする!」と決めていたので、熊野先生は悪くありません💦
結果として、確かにお顔のすっきり感は感じています(^^)
人は他人の顔を認識する際、小さな変化でも印象値に大きく影響することが知られています。
さり気ない変化で綺麗に近づけたことを嬉しく思います♪(痛かったけど笑)
あまり包み隠していない体験談です!
治療をお考えの方は、是非参考にしてみてください✨