夏はまだこれからなのに、
気づいたらシミができてしまっていた!
なんてことはありませんか?
シミは予防に限りますが、対策をするなら早期が必須
気付いたらすぐに対策を始めましょう。
先日、東京ミッドタウンで開催されていたWOMAN EXPO2017にて、
日本化粧品検定協会代表理事である小西さやかさんのご講演
「紫外線に負けない!シミを作らせない!最短最適美白」
を聴講して参りました。
その内容と私の知見から、今から始めたいシミ対策について、お伝えします!
そもそもシミはなぜできるのかというと、お肌の最大の防御機能を果たそうとしているためです。
メラニンは茶色い色素で、半透明な肌細胞の中では光を吸収しやすくなります。
紫外線からのダメージだけでなく、摩擦や打ち身、炎症した傷など、
肌が「守らなきゃ!」という場面でメラニンを生成します。
メラニンがないと、私たちの肌はダメージを受け放題です(;;)
お年を召した時、白人はシワシワになりやすく、黒人はハリがあったりしませんか?
これは、メラニン色素が遺伝的に多い黒人の方が、紫外線ダメージを受けづらいからなのですね
通常、新しくできたメラニンはお肌が生まれ変わると、
メラニンを含んだ細胞ごと角質となって剥がれ落ちます。
ところが、何かの原因でメラニンの生成が異常に起こってしまったり、
お肌の生まれ変わる細胞よりも奥の真皮にメラニンが落ちてしまうと、
シミとなってお肌が一部黒っぽくなるわけです。
防御機能とはわかっても、見た目にどうしても美しく見えないシミさん…泣
対策のポイントを、5つにまとめてみました
1.日焼け止めを正しく使用する。
2.シミのタイプを見極める。
3.美白コスメで予防する。
4.美容液の付け方に一手間。
5.内服薬にも頼る。
<日焼け止めを正しく使用する。>
当ブログをご覧になっている方はご存知かと思いますが、
お肌の老化の原因は、加齢によるものが20%.
残りの80%が光老化に因るものと言われています。
特に、気をつけたいのがUV-A波。
地上に届く紫外線(UV)には、波長が長くエネルギーが比較的小さいUV-A波と、
波長が短くエネルギーが比較的お大きいUV-B波があります。
私たちが「日焼けしちゃった!」と感じる赤いヒリヒリはサンバーンと呼ばれるもので、
UV-B波により、お肌の表面に近い表皮で炎症を起こしている状態です。
私たちは日焼けをしたことに気づくことができるのです。
一方、UV-A波は表皮よりも深い真皮まで到達し、
お肌のハリや弾力を保つコラーゲン繊維やエラスチン繊維、
それらを生成する線維芽細胞などが攻撃してしまいます
ハリがなく、たるんだお肌は、UV-A波によるものなのです
厄介なのが、UV-A波を浴びていることを私たちは肌実感しない上に、
ガラスまで通り抜ける性質があるので、
生活をしているうちに知らず知らずに紫外線を浴びていることがよくあります。
気付いたら肌のたるみが・・・
ということのないように、日中は日焼け止めを塗る癖をつけましょう
ところで、みなさんは日焼け止めを正しく付けていますか?
日焼け止めは商品によってテクスチャーも効果も異なります。
まず、日焼け止めの効果について見て聞きましょう
日焼け止めを買うと、SPF値とPA値が目に入ると思います
これはうちにあった日焼け止めですが、
SPF 50+
PA++++
とあります。
まずPAはProtection Grade of UV-Aの略で、UV-Aの防止指数です。
+〜++++まであり、+が大きいほど効果が大きいです
UV-Aによる肌の即時黒化を指標にしています。
SPF値は、何も塗らずに太陽の下にいた時、
「サンバーンを起こして赤くなるまでの時間を何倍にできるか?」
という指数です。
”サンバーン”はお肌がヒリヒリ赤く炎症する現象なので、UV-B波の防止指数になります。
数値はMAX50までで、50異常は50+という表記になります。
色白の方は20分、普通肌の方は25分、色黒の方は30分でサンバーンを起こすそうです。
なので、SPF24の日焼け止めを使用した場合、
色白:20分×SPF24=480分=8時間
普通:25分×SPF24=600分=10時間
色黒:30分×SPF24=720分=12時間
となります。
色白さんと色黒さんで、4時間も差があるんですねー
色白さんは人一倍、しっかり日焼け止めを塗らなくてはいけませんね
ところで、SPF50の日焼け止めについて、
普通肌の方について計算しますと、
25分 × 50 = 1250分 = 約21時間
白夜以外でそんな太陽出てるんかな?笑
実は、この数値にはからくりがあります。
もちろん、化粧品メーカーが実験的に数値を決めている訳ですが、
日本化粧品工業連合会のSPF測定法基準では、塗布量の条件が2mg/c㎡
一般消費者は半分も塗っていないのだそうです
加えて汗やこすれて落ちたり、
クリーム、ジェル、エアゾールタイプなど、形状でもが異なってくるので、
一概に21時間守ってくれるとは言えなそうです
数値はあくまでも目安で、こまめに塗り直すことが大事ですね
次に、正しい日焼け止めの塗り方です
先ほども言った通り、日焼け止めは多くの方が半分程度の量しか使えていません。
クリーム状ではパールひとつ分
液状では1円玉硬貨ひとつ分をとり、
お顔全体にに馴染ませてから、もうひとつ分を重ねます。
スプレーのようなエアゾールタイプは薄くなりがちなので、
気持ち多めに振ってください。
また、アスファルトは紫外線を10%も反射するので、
顎の下や首筋なども抜かりなく塗ってくださいね
お身体に塗る時はボトルから直接出してください
手のひらばかり吸収して、ボディへあまりのらなくなってしまいます><!
今日は日焼け止め編でしたが、結構盛りだくさんでしたね!
・2回重ねて塗ること
・首や顎周りなど、抜かりなくぬること
・こまめに塗り直すこと
・ボディへ直接出して塗布すること
実践できそうですか?
お化粧品の知識を深めながら、
最短最適美白ライフを楽しみましょう^0^
[…] 1.日焼け止めを正しく使用する。 2.シミのタイプを見極める。 3.美白コスメで予防する。 […]
[…] 『紫外線に負けない、色白肌へ』 →「日焼け止めを正しく使用する」編 →「シミのタイプを見極める。」編 →「美白コスメで予防する。」編 […]
[…] 『紫外線に負けない、色白肌へ』 →「日焼け止めを正しく使用する」編 →「シミのタイプを見極める。」編 →「美白コスメで予防する。」編 […]